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Magic Keyboardに無刻印ver.登場⁉︎【ブラックアウトステッカー レビュー】

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こんにちは。おさるです。

私は11インチiPad Pro + Magic Keyboardの組み合わせを毎日 愛用しております。
Magic Keyboardの魅力については以前に1万字を超えるレビューを書きました。

iPad ProにMagic Keyboardは必要?不要?【長期使用レビュー】

 

基本的には大満足のMagic Keyboardですが、不満点がないわけではありません。
最大の不満は「とにかく指紋が目立つ」ということです。

約3万5,000円もする高級キーボードなのに、指紋がベタベタではテンションが下がってしまいます⤵︎

この「指紋ベタベタ問題」を解決すべく、キーボード部分にブラックアウトステッカーを導入しました。
Amazonで2,000円弱で購入できる、安価なステッカーです。

 

こちらを購入して1年近く使っているので、今回はブラックアウトステッカーの「長期使用レビュー」をお届けしたいと思います。

 

ブラックアウトステッカー:結論

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この「ブラックアウトステッカー」。
オススメできるのかどうかの結論を最初にお伝えしたいと思います。

結論…  オススメできます!

個人的にはかなり気に入りました。
1年ほど使っていますが「剥がしてしまおう」と思ったことは一度もありません。
引き続きこの状態で活用していきたいと思っています。

 

しかし、手放しで褒められるかというと そうでもない部分もあります。
1年近く使ってみて見えてきたデメリットもありますので、そうした点を含めてご紹介できればと思います。

 

【レビュー】メリット

ではまず、使ってみて感じたメリットからご紹介します。
まとめてみるとこんな感じです。

  • 指紋はいっさい目立たなくなる
  • 無刻印キーボードになって映える
  • ブラインドタッチを極められる

一つ一つ解説していきます。

 

指紋がいっさい目立たなくなる

このブラックアウトステッカー、表面が少しザラザラとしたようなマットな仕上がりになっています。

 

通常のMagic Keyboardのキーは、どちらかというとツルツルしていますよね。
そこに指紋がベッタリとついて鈍い光を放つようになってしまうわけですが、ブラックアウトステッカーを貼るといっさい指紋が目立たなくなります。

 

私がブラックアウトステッカーを導入した最大の目的はここにありましたので、まずこれが達成されたことで満足度は一気に上昇しました。

1年近く使って表面のザラザラ感は無くなってきましたが、「防指紋効果」の点では最初と全く変わらぬ性能を発揮してくれています。

 

無刻印キーボードになって映える

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実用面だけでなく、無刻印になることで見た目もカッコ良くなります。
高級キーボードのHHKBなどにも「無刻印モデル」がありますが、あのミニマルな見た目に憧れたりしませんか?
私はあの「許された人だけが使える特別なキーボード感」に密かな憧れを抱いていました。
ブラックアウトステッカーによって、Magic Keyboardでもそれを実現することができてしまったわけです!

 

私は写真の撮り方が上手ではありませんが、少し引いたアングルで写真を撮ると それだけで映えてませんか!?

キーボードに刻印されている「アルファベット」や「ひらがな」や「記号」など、視界に余計な情報がいっさい入ってこなくなります。
まさに漆黒のキーボード、カッコイイです!

ブラインドタッチを極められる

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もう一つ実務的な面でのメリットでいうと、ブラックアウトステッカーを貼ることでブラインドタッチを極めることができます。

 

私はもともとブラインドタッチが得意な方で、タイピングをする時にキーボードを見ることはほとんどありませんでした。
ですが唯一、数字の入力だけはキーを見ないと行えなかったんです。
「1・2・3」くらいは見なくても打てるのですが、「6・7・8」辺りの数字を指で覚えることができていませんでした。

最初は数字の部分はブラックアウトステッカーを貼らずに運用しようかとも思ったのですが、この機会に訓練しようと思い 全てのキーにシールを貼ることにしました。

 

効果はてきめんです!
今では「ホームポジションを維持していれば」全ての数字をほとんど1発で入力できるようになりました。

まだ時おり「0」と「9」を間違えてしまうことがあるのですが、物理的に「視覚に頼る」道を断ち切ったことで、指が感覚で覚えてくれたようです。

 

しかし「まだ完璧にブラインドタッチができない」という方も心配しすぎることはありません。
写真をよく見ていただくと分かると思うのですが、実はこのシール 単に真四角な黒いシールというわけではありません。
それぞれのキーの特徴を捉えて、無刻印ではありつつもなんとなくどのキーかわかるような工夫が凝らしてあるのです!

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アルファベットの部分を見ると、なんとなくそれっぽい切り欠きがなされていることが分かると思います。
記号の方を見ても、記号の形に切り抜かれていますね。
おもしろいアイディアだと思いました!

これなら「ブラインドタッチの練習に」と考えている方にとっても安心です。

 

【レビュー】デメリット

全体的には気に入っているブラックアウトステッカーですが、不満点がないわけではありません。
私が「デメリット」と感じた部分をご紹介します。

 

まとめるとこんな感じです。

  • 太陽光の下だとシールの周りにつくホコリが気になる
  • パスワードの入力など、シビアな場面では少し面倒
  • バックライトが無意味になる

一つ一つ解説していきます。

 

太陽光の下だとシールの周りにつくホコリが気になる

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これは実際に使ってみないとわからない、意外な盲点だったと感じます。
シールを貼ることで、指紋などの「油汚れ」には耐性がつくのですが、逆にホコリがすごく目立つようになってしまいました。

 

このブラックアウトステッカーは「キー全体にピッタリ張り付いている」わけではありません。
前述の通り、無刻印ではありつつもキーがわかるように若干の切り欠きがなされています。

そのわずかな隙間に、けっこうホコリが付着するんです!
指紋はつきませんし、見た目もカッコ良くなります。
ただ唯一、ホコリだけは以前よりも目立つようになってしまいました…

 

ただしこれは見出しにもあるように「太陽光の下」限定です。
日中に太陽光の下で使うと、ホコリが「これでもか!」というくらい主張してきます。
しかし直射日光が当たらないような部屋や、夜間には全く気になりません

日中に太陽の下で使う場合は「誇り高きキーボード」になってしまいますのでご注意くださいw

 

パスワードの入力など、シビアな場面では少し面倒

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これは己の実力の無さを嘆くしかないのですが、パスワードの入力クレジットカード情報の登録を行う時に

「あ”あ”あ”あ”ぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

となりそうな時があります。

 

何かのサイトにログインする時って、たいていパスワードを打ちますよね。
そしてそのパスワードには数字が含まれていることが少なくありません。
またある時は、クレジットカードの情報を入力することもあります。
クレジットカード情報って、数字だらけです。

そういうシビアな状況において、時おり己の無力さを感じることがあります…

前述の通り「ホームポジション」に手を置いてさえいれば、ほぼ間違えずに数字を打ち込むことができるようになりました。
しかし ひとたびホームポジションが崩れた状態だと、パッと見で数字を正確に把握することは困難です。
そして パスワードを入力したり、クレジットカード情報を入力する場面は、意外と片手打ちでどうにかしたかったりします。

 

パスワードの入力においては「👁」みたいなマークを押せばパスワードが表示されるようになりますが、それって逃げの選択ですよね(圧)
自分の感覚を信じて打ち込んだ結果、先ほどの状態になってしまうわけです。
しまいには数字の左から順に「1・2・3」と指を使って数え出す始末…

 

こういうことがあると「数字が見ていれば…」と感じることはありますが、そこはブラックアウトステッカーのせいではなく己のせいだと自分を戒めたいと思います

 

バックライトが無意味になる

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Magic Keyboardには、キーのバックライト機能が備わっています。
暗い場所でタイピングする時など、光らせるとカッコいいですよね。

しかしブラックアウトステッカーを貼ると、この機能が全く意味をなさなくなってしまいます
「バックライト」と「ブラックアウトステッカー」って、真逆のことを行おうとしているわけですから当然と言えば当然ですが…

 

前述の通りMagic Keyboardは非常に高価です。
その価格には、この「バックライト機能」の分も含まれていることでしょう。
ブラックアウトステッカーを貼ると、それを自ら手放すことになるので もったいない感じがしますよね。

光の道を歩むのか、漆黒の道を精進するのか… 悩みどころです。

 

筆者は「ブラックアウトステッカーを貼ったままバックライトを最大輝度にすれば、キーの周りだけが浮かび上がってカッコいいんじゃないか」と思って試してみたのですが、なんとも微妙な感じでした。
やはり両方を追い求めることはできないようです。

 

まとめ

Magic Keyboardのブラックアウトステッカーに関するメリット・デメリットをご紹介してきました。

全ての人に手放しでオススメできるわけではありませんが、個人的には非常に気に入っています

私と同じように

■ 指紋による汚れを防止したい
■ 無刻印に憧れている
■ ブラインドタッチを極めたい

と思っておられる方に、オススメです!