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MacでWindowsを使う!「Parallels Desktop12」使用レビュー

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うがみんしょうらん!

奄美在住ブロガーのおさるです!

 

今回は、MacWindowsを動かすためのツール「Parallels Desktop12」の使用レビューをお届けしたいと思います。

 

MacWindowsを使う、基本的な方法

MacWindowsを動かすには、大きく分けて2つの方法があります。

 

Boot CampWindowsを入れる

・仮想環境でWindowsを動かす

 

一般的なのは、この2通りの方法です。

 

Boot Campを使ってWindowsを入れる場合、macOSとWindowsOSは完全に仕切られた状態で使用することになります。

家に例えれば、「玄関も別れている二世帯住宅」といったところでしょうか。

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ですので、自由に両OS間を行き来することはできません。

片方のOSからもう片方のOSに入るためには、一度玄関を出なければならないわけです。

再起動をかけることによって、いわば玄関を出ることができます。

 

Boot CampはもともとMacに入っているソフトですので、導入にかかる費用が少なくて済むというメリットはあります。

しかし、上記の理由から使い勝手で言うと仮想環境には敵いません。

 

両方のOSを頻繁に行き来したい人にとっては、再起動の作業が煩わしくなってしまうでしょう。

 

極々たまーにしかWindowsは使わない!という方や、仕事とプライベートで完全に使い分ける!という方はBoot Campで十分かもしれません。

 

逆に言えば、それ以外の方は仮想環境を導入した方が後々幸せになれるかと思います。

 

仮想環境のあれこれ

MacWindowsを使うための、大きく分けた2つ目の方法が仮想環境です。

しかし一言に仮想環境といっても、その中にさらに様々なソフトが存在します。

 

その中でも最もメジャーなのが「Parallels Desktop」でしょう。

他にもVMwareやCrossOverなどのソフトが存在します。

これらのソフトは全て有料です。

 

VirtualBoxという無料で仮想環境を手に入れられるソフトもあります。

しかし、設定を一から自分で(しかも英語で)していかなければなりませんので、この手に詳しい方でないと難しいかもしれません。

 

「小難しい設定などは面倒だ」と感じる方には、Parallels Desktopなどの有料ソフトを使用することをお勧めします。

 

Parallels Desktopの使用感

では、実際にParallels DesktopWindowsを使用してみた感想です。

結論から言いますと… Parallels Desktop 最高です!!

 

私の使用しているマシンは、MacBook Airの現行モデルです。

スペックで言いますと…

・CPU Core i5

・メモリー 8G

・ストレージ 128G

の、最も安いモデルとなっています。

 

OSはSierraです。

 

<動作>

この最低スペックのマシンでParallels Desktopを使いWindowsOSを走らせても、サクサク動きます!

 

ちなみにWindows側にはメモリを3Gほど割り当てています。

最初は2Gで使用していましたが、一度だけ何かの拍子に固まったことがあったので、その後3Gにしました。

それからは一切固まることなく動作しています。

 

Windowsで動画編集などの重い作業をするわけではありませんので、あくまでもライトユース的な使い方での感想ではありますが、もたつきなどを感じることは皆無です。

 

 

<ストレージ>

Parallels Desktopを導入する前にネット上で情報収集をしていたところ、「仮想環境を構築するならストレージが128Gでは少ない」という情報が散見されました。

 

そのことに一抹の不安を感じつつも、そこまで大量のファイルをパソコン内に保存するわけではないので、128Gのものを購入しました。

いざとなれば、外付けのHDDなりSSDなりを購入できますしね。

 

結果、私のようなライトユーザーには128Gで十分であるということが分かりました!

写真や動画などをほとんど移行しない状態でストレージの使用率を見てみると、およそ78GBが利用可能となっていました。

つまり、使用しているのは約40GBということになります。

 

この時、パソコン内には…

macOS+WindowsOS

macOS側に

Evernote

・LINE

・One Drive

Adobe Acrobat Reader

のアプリケーションをインストールしている状態でした。

 

一通り最低限の作業ができる環境を整えた状態で、まだ容量の空きが80GBもあれば十分すぎるほどです。

 

私の場合、写真や動画などのデータは頻繁に使用するわけではないので、外付けのUSBやSDカードに保存しています。

写真がどんなに大量に増えても、パソコン本体の容量を圧迫する心配はありません。

 

パソコン本体に保存するものといえば、もっぱらPDF文書が多いです。

PDFの場合、200ページを超えるような分厚い本を電子化しても20MBほどが良いところです。

その文書を注釈をいれるなどして重ために編集したとしても、多めに見積もって50MBほどでしょう。

 

よほど大量にストックを蓄えない限りは、現在の空き容量でまかなえることが分かります。

 

 

<バッテリーの減り>

私がParallels Desktopを導入する点で最も心配していたのはバッテリーの減り具合です。 

非常に多くの方がParallels Desktopに関する情報をアップしているにもかかわらず、このバッテリーに関する情報だけは、あまり多くなかった印象があります。

 

私は出先でパソコンを使用する機会が多いので、Parallels Desktopがどの程度バッテリーの持ちに悪影響を及ぼすのかというのは心配の種でした。

OSを二つ同時に走らせるわけですから、かなりの負担がかかるであろうことは覚悟していました。

バッテリーの公表値が12時間のMacBook Airで半分の6時間も持てば御の字かと思いつつ、思い切って導入に踏み切りました。

 

結果、これも全く心配するほどではありませんでした!!

どのバージョンからこの機能が付いているのか分かりませんが、Parallels Desktop12には「Travel Mode」というものがあります。

その名の通り、外出先で使用する際にバッテリーを長持ちさせるための機能ということになります。

 

私はこの機能を常時ONにして使用しています。

そのおかげもあってか、急速にバッテリーが減って困るという経験はしたことがありません。

私の作業は文書の閲覧・編集、インターネットを使用して調べ物をするといったライトなものがほとんどですが、その程度の作業であればParallels Desktopを常駐させていても、丸一日はバッテリーが持つ印象です。

 

 

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バッテリー状況からエネルギー消費量を見てみても、平均エネルギー影響はSafariと同等程度であることが分かります。

 

Parallels Desktopを立ち上げたり・サスペンドしたりといった時にはかなりの負荷がかかっているようですが、安定してしまえばそれほどの電力消費ではありません。

ですので下手に「起動→休止→起動」を繰り返すよりは、Travel Modeで起動させっぱなしにしておいたほうが、電力には優しいのかもしれません。

 

また、電力消費を抑えるというとレスポンスに影響が及ぶような印象があるかもしれませんが、ライトな作業を行なう上では全く影響は感じませんでした。

 

まとめ

Parallels Desktopのおかげで、かなり快適なMacライフを送ることができるようになりました!

macOSとWindowsOSのイイトコどりができるわけですから、ありがたいです。

 

BootCampやVirtualBoxなど、無料でWindows環境を手に入れることも可能ではありますが、Parallels Desktopの機能性を考慮すると数千円の投資は決して高くないと感じるはずです。

 

Macを使用しているものの、Windowsやその他のOSを取り入れたいと思っておられる方にはParallels Desktopをお勧めしたいと思います!

 

 

 

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追記:クラウド上でWindowsを動かす方法も見つけました!

akmk.hatenablog.com