iPad Pro 10.5・9.7 にはスマートキーボードが必要だ!
うがみんしょうらん!(島の方言で「こんにちは」というニュアンスの言葉)
奄美在住ブロガーのおさるです。
以前に書いた こちらの記事を 多くの方に読んでいただき、ただただ感謝です。
この記事では「iPad Proにスマートキーボードは不要」と言える4つの理由をご紹介しました。
…ところが!
皆様に謝らなければなりませんm(._.)m
実は iPad Pro 9.7インチへと買い替えたことをキッカケに、スマートキーボードを購入してしまいました…。
しかも9.7インチのiPad Proとスマートキーボードの組み合わせが、思う以上に最強だということに気がついてしまったのです!
言い訳をさせていただきますと、、、
「iPad Proにスマートキーボードは不要!」その4つの理由とは… の記事でもご説明していますが、あの記事を書いた時の私の前提は「iPad Pro 12.9インチ」でした。
12.9インチモデルを念頭に置いた場合には「スマートキーボードは不要!」という意見は今でも変わっておりません。
しかし 9.7・10.5インチのiPad Proに関しては、両モデルともにスマートキーボードを購入することを強くおすすめしたいと思うようになりました!
今回は、私がその結論に至った理由をご紹介したいと思います。
ちなみに、すでにiPad Pro 9.7 + スマートキーボード に乗り換えてから3ヶ月ほどが経過しております。
買い替えてすぐは嬉しさで気持ちが高揚していて、中立的な観点からレビューすることができません。
それで3ヶ月間使用しても なお「良い」と思える点と、そうでない点とをご紹介できればと思います。
キーピッチが絶妙!タイピング速度が向上
iPad Pro 9.7インチのスマートキーボードに限定して言えることですが、キーピッチが実に絶妙です!
…これは人によって大きく意見が異なるところですので、「私にとっては」と付け加えておきましょう。
実は私、手が小さいんです!
具体的に言いますと、手首との境から中指の先端までで 18cm もありません(分かりにくい ^^;)
例えば私は普段、メインマシンとしてMacBook Proを使用しています。
MacBook Proに搭載された フルサイズキーボード(JIS配列)を使っているわけですが、「Enterキー」を押すのが時に辛かったりします。
ホームポジションを崩さずにEnterを押そうと思うと、小指をめいいっっっぱい伸ばさなければなりません。
めいいっっっぱいw 伸ばした状態だと、指先に力が入らずEnterを思うように押せなかったりするわけです。
それで大抵は右手だけをホームポジションから離して、Enterを押しに行くことになります。
フルサイズキーボードであれば いつもそうせざるを得ないわけなので、これまで特に違和感や不便を感じることはありませんでした。
しかし!
iPad Pro 9.7インチ用のスマートキーボードのあのジャストサイズに触れてしまった今となっては、Enterを押すために右手を伸ばす動作が億劫になってしまいました。
iPad Pro9.7インチ用のスマートキーボードはと言いますと…
指をめいいっっっぱい伸ばす必要は なくなります!
なんと言うか、、、もう、、、自分の手のサイズのために生まれてきたアイテムなのでは? と錯覚するほど、手にピッタリと吸い付くんです。
それこそ「ホームポジションを一切崩すことなく」すべてのキーを快適にタイピングできる…と言うのでしょうか、、、
変な力を加えたり、指を伸ばしたりしなくても思い通りにキーが押し込まれていく感覚です。
1つ1つのキーは十分なサイズを確保しつつ、キーとキーの間隔も適度に保たれているので ミスタイプをする事は皆無です。
結果として、タイピング速度が向上したと感じます。
まぁ、指を伸ばしたり 手をホームポジションから離して戻す…という、コンマ何秒の世界の話ですので「大きな変化」とは言えないかもしれませんが、、、
しかしタイピングの際の小さなストレスが確実に減り、快適さは大いに増し加わりました。
すっかり、癖になる打鍵感の虜に…
スマートキーボードのキーストロークは極めて浅いです。
様々なレビュー記事を拝見し「パタパタ打つ感じ」と表現される方が多く「それってどんな感じだ?」と疑問に思っていたのですが、、、
実際に使ってみて「この事を言っていたのか!」と納得しました。
MacBook Pro 2015年モデルやMacBook Airなどの「カチャカチャ」でもなく、最新モデルのMacBook Proの「パチパチ」でもなく、やっぱり「パタパタ」なんですよねw
感覚としては、バタフライ式のキーボードを採用しているMacBook(無印の12インチMacBookや2016年以降のMacBook Pro)のキーボードに、シリコン製のキーボードカバーを被せて打っているような感じです。
もちろんスマートキーボードの表面はシリコンではなくポリウレタンですので、シリコンのような柔らかさはなく 打ち心地は固いのですが、キーを打った時の感覚としては似ていると感じます。
この独特の打鍵感が、なかなか癖になりますw
初めてバタフライ式のキーボードを搭載したMacBookを使用した人が「慣れるまでは違和感を感じたけど慣れたらもう戻れない」という、あの感覚でしょうか。
病みつきになって意味もなく打鍵していたくなるほどです(笑)
快適な執筆環境をどこにでも気軽に持ち出せる
どんなに素晴らしいキーボード… ないしはキーボードを搭載した端末でも、重量があまりにも重いならば 気軽に外に持ち出すことはできません。
この点で iPad Pro9.7 + スマートキーボードの組み合わせは、真価を発揮します。
スマートキーボードによって快適な文章入力端末と化すiPad Pro。
スマートキーボードの重量は実測で、わずかに 223gです。
iPad Proとスマートキーボードを合計しても、その重量はわずかに686gです!
(iPad Pro12.9インチの場合 そうはいきません。合計で1kgオーバーになってしまいます)
この重さなら、使うかどうかに関わらず いつも携帯したとしても苦になりません。
一方でガッツリと長文を入力しなければならない状況が生じたとしても、何食わぬ顔でそれを行うことができるわけです。
さらにキーボードを含めたフットプリントの小ささもiPad Pro9.7 + スマートキーボードの大きな武器となります。
例えばカフェや移動中など、スペースが限られた場所で作業するとき この差が効いてきます。
私は時々、某ハンバーガー屋さんに行って ご飯を食べたりコーヒーを飲んだりしながら作業をすることがあります。
…え? お星様☆ がなんとか屋さん?
あちらは少々値がはるので、私のような庶民にはとても、、、
ということで、いつも選ぶのは結局トランプさん。
あ、ドナルド違いか、、、( ̄▽ ̄;)
なんて茶番はさて置き、いつも広いテーブルが確保されているわけではありません。
私が行く店舗にはカウンター席があり、そこは電源も確保されていて自由に使うことができるのですが、なにせテーブルが狭いのです。
食事や飲み物が乗ったトレーを置き さらにパソコンを広げようと思うと、隣の方に迷惑がかかりかねません。
しかしiPad Pro9.7 + スマートキーボードのフットプリントであれば、そのスペースでも十分に使用することができるのです!
身も心も軽く、気軽に快適な文字入力環境を手に入れられるというのは大きなメリットです。
打鍵音が静かで、場所を気にせずタイピングできる!
人によっては非常に重要なポイントになり得る点だと思いますが、スマートキーボードは打鍵音が非常に静かです!
私はもともとキーをあまり強くタイピングするタイプではなく、優しくなぞるように打つ方なのですが、MacBookのキーボードですと それでも「カチャカチャ」と音が出ます。
先ほどのフットプリントの話と同様、家で一人でタイピングしている分には構わないのですが 人が大勢いる静かな場所での使用は気が引けてしまいます。
その点 iPad Pro + スマートキーボードの組み合わせでは、場所を選ばずに気軽にタイピングができるほど打鍵音が静かです。
先ほども述べた通り、MacBookのキーボードにキーボードカバーを被せたような作りになっていますので音が抑制されているのだと思います。
そして iPad Pro9.7 + スマートキーボード の組み合わせの最大のメリットは、その携帯性の高さです。
せっかく携帯性が高くても「場所を選んでしか使えない」としたら、そのメリットを最大限に生かすことはできません。
どこでも気兼ねなく使える というのは、私のように周りの目を気にするタイプの人間にはもってこいなのです(笑)
不満点
一方で、スマートキーボードに対する不満点もないわけではありません。
例えば、iPad Pro(ディスプレイ)の「角度が調整不可」な点を挙げることができます。
パソコンのように自由に… とまでは言わなくても「せめて3段くらい動かせる余地があれば良かったのに」と思う場面は多々ありました。
と言いますのも 実は私、手が小さいだけでなく 人より座高が高いんです(笑)
椅子に座って背筋を伸ばし テーブルに置いたiPad Proを「パタパタ」やろうと思うと、角度がつきすぎていて 上から斜めに見下ろすような形になってしまいます。
もちろんiPad ProはIPS液晶を搭載しており 斜めから見ても十分鮮明に映るわけですが、せっかくなら正面から見たいですよね…
かと言って正面に目線を合わせると背骨が曲がる… というジレンマに陥ります(笑)
そこまで「決定的な欠点」というわけではありませんが、改善されたら嬉しいポイントです(⁎⁍̴̆Ɛ⁍̴̆⁎)
思いのほか 今見えている不満点は、これしかないかもしれません。
改めて振り返ってみると優秀ですね、スマートキーボード。
まとめ
今回は「iPad Pro 10.5・9.7にはスマートキーボード が必要だ!」と私の考えが変化した理由をご紹介しました。
iPad Pro 9.7インチモデルに買い替え、3ヶ月ほどスマートキーボードと共に使用してきた上で感じる メリット・デメリットです。
この3ヶ月は「スマートキーボードは優秀だ!」と私に思わせるには十分でした。
今後さらに使い込んでみて、改めて感じる部分があればまたレビューしてみたいと思います。
ちなみに、カフェ選びをする際にも「お星様☆」の方ではなく「ドナルド」を選択するほど貧乏性の私ですから「スマートキーボードを定価で買うか?」と聞かれたら少し迷いが生じるかもしれません。
しかしすでに販売開始からかなりの期間が経っているために、十分な数の中古品が市場に出回っています。
実際、私も程度の良い中古品を1万円程で購入することができました。
「2万円近い値段を出してこの快適さを手に入れるか?」と考えると人によって判断が分かれるかもしれませんが「1万円強であれば十分に購入する価値がある」と私は断言することができます!
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