食べかけの… みかん!🍊ブログ

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「MacBook Pro 13インチ 2017年モデルは買うべきか!?」CPUはバージョンアップしたが価格は…

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うがみんしょうらん!

奄美在住ブロガーのおさるです!

 

2016年に新たな姿へと生まれ変わったMacBook Pro

充電コネクターからMagSafeが廃止されたり、拡張性がUSB-Cポートだけになったりと、いろいろな議論が湧き起こりました。

 

そんなMacBook Proの登場から早8ヵ月弱。

今回行なわれたAppleWWDC にて、早くもMacBook Proのパワーアップが発表されました。

 

今回のWWDCを経て、果たして「今がMacBook Proの買い時なのか!?」を検証したいと思います。

 

CPUが第7世代に

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2016年に発表されたMacBook Proには、第6世代CoreプロセッサーSkylake)が搭載されていました。

そして今回、WWDCにおけるリニューアルにより2017年モデルのMacBook Proには、第7世代CoreプロセッサーKaby Lake)が搭載されることになりました!

 

MacBook Pro 2016年モデルの発表からあまり月日が経っていないゆえに、今回のWWDCにおいては小幅な変更しか加えられないのかと思っていましたが、CPUをしっかりとパワーアップさせてきました。

 

MacBook Pro 2016年モデルを購入された方にとっては、一年足らずで自分のMacBook Proが型落ちになってしまうことになり、 少々リニューアルするのが早すぎるという印象を受けなくもないですが…

まぁ、こうした類のものはいずれは必ず最新のものが出るものですので、それを追求していたら仕方ないですものね。

「買いたい時が買い時である」とはよく言ったもので、MacBook Pro 2016年モデルを購入された方も決して後悔する必要はありませんよ!

 

では具体的に、Skylake世代からKaby Lake世代へと進化したことで何が変わったのでしょうか?

おおまかに言うと…

 

・消費電力の省エネ化

・クロック数の上昇

 

この2点をあげることができます。

 

しかし、逆に言えばこの2点だけです。

それも、そこまで飛躍的に数値が伸びているわけではありません。

 

その証拠に、Apple公式ホームページによるとMacBook Pro 2017年モデルのバッテリー持続時間は「10時間」となっています。

これは前モデルのバッテリー持続時間と変わりません。

CPUが進化してより一層の低消費電力化を実現しているとは言え、実用レベルでバッテリーの持ちに何時間も影響を及ぼすほどではないことが分かります。

 

では、性能面での違いはどうでしょうか?

今現在分かる範囲で、Kaby Lake世代に関する情報を集めてみました。

 

結果、GPUがCPUに内蔵されているMacBook Pro 13インチに関しては、グラフィックス面での性能の向上はほんの数%にとどまるということが分かりました。

 

一方でCPUの性能に関しては10%程度の向上が見込めるようであり、これは魅力となり得る点かもしれません。

しかしSkylakeを搭載したMacBook Proでも十分快適であり、よほど高負荷のかかる作業を毎日のように行なう方でない限り、性能の向上をハッキリと肌で感じることはないでしょう。

MacBook Proの性能を毎日フルまで使い切る!」というクリエイティブな用途で使用する方にとっては、嬉しいリニューアルとなるかもしれません。

 

 

価格は手が出しにくい領域へ…

WWDC以降「MacBook Pro 13インチは値下げへ!」なんて報道を目にしましたが、個人的な感想としては全くの逆です…

 

確かに、MacBook Pro 13インチに手の出しやすい価格のモデルが追加されたのは事実です。

しかし、そこには「ストレージが256GBから128GBへと減らされて…」という前置きがきます。

ストレージの容量が違うモデルで、単純な値段の比較はできないはずです。

そして同じストレージの256GBのモデルで比較してみると、明らかに値段は高くなっていることが分かります。

 

2016年モデル(タッチバーなし)

256GB 148,800円

 

2017年モデル(タッチバーなし)

128GB 142,800円

256GB 164,800円

 

…どう見ても、高くなっていませんか?!(◎_◎;)

 

13インチモデル(タッチバーなし)は、CPUだけでなくメモリーの性能も向上しています。

…「向上」と言いますか、タッチバー付きのモデルと同等のメモリーが積まれることになりました。

その事実を踏まえても、約2万円の値上がりは大きすぎます!!

 

それにいくら手が出しやすい価格のモデルとは言え、128GBのストレージではほとんどの人にとって容量不足であることは明白です!

「Pro」という名を冠する以上、それなりの用途に耐え得る仕様で、なおかつ値段を据え置いて欲しかったですね。

 

事実上の値上げが施されたMacBook Proシリーズ。

手が出しやすいとは言い難い領域へ行ってしまった感は拭えませんね…

 

まとめ

ここまで、リニューアルされたMacBook Proの特徴を振り返ることができました。

 

総合的に見て、MacBook Pro 2017年モデルは買いなのか?

結論! ドゥルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルル ジャン!!

 

 

しばらく様子を見よう!!

 

 

最新のCPUが搭載されたり、その他細々とした向上が見られることは事実です。

しかし、値上げされた分ほどの向上が見られるかといえば疑問符が残ります。

 

これまでも「MacBook Pro=高い」というイメージがありましたが、今回の価格改定によりこの図式がいっそう色濃くなってしまったように思います。

 

「仕事で毎日クリエイティブな作業をするので、少しでも高スペックのMacBook Proが欲しい!」という方は、背に腹はかえられませんので購入しましょう。

 

しかし、現在MacBook Pro 2016年モデルを使用しておられる個人ユーザーは、わざわざ買い替える必要はないでしょう。

もうしばらく様子を見た上で判断することが最適かと思います。

 

MacBook Proが欲しいけどWWDCまで待っていた」というユーザーにとっては、値上げという悲しい結果になってしまいました。

しかし、素直に値上げされたMacBook Proを購入する必要はありません。

この状況を逆手にとって、型落ちとなった2016年モデルを量販店で購入するという方法があります。

また急ぎでないのであれば、Appleの整備済品が出回るのを待って2016年モデルを狙うという方法もあります。

 

もちろん、今回のMacBook Proが「悪い商品」というわけではありませんで、すでに購入された方は安心して最新のMacBook Proライフを満喫されてください!

 

この記事がMacBook Proを購入するかどうか迷っている、あなたのお役に立てたなら幸いです。

 

 

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