島んちゅおさるの"てげてげ"日記

奄美大島在住の島んちゅ「おさる」が、てげてげ(島の方言で「適当な人」を指して用いる言葉)に島での暮らしや大好きなガジェットネタを綴ります!

果汁と栄養溢れる果実「たんかん」

皆さんこんにちは!

奄美在住ブロガーの、おさるです。

 

奄美へ夢のIターンを果たし、島での豊かな暮らしを堪能しております。

 

たんかん」ご存知ですか?

さてさて今回は、奄美の特産の一つである「たんかん」をご紹介したいと思います。

皆さん、「たんかん」をご存知ですか?

 

「え⁉あの工事現場とかで使うやつ?」

そうそう。これですよ。

f:id:AkMk:20170201220941j:plain

 

って、違いますよ!Σ(゚Д゚)

 

「たんかん」とは奄美や沖縄で栽培されているフルーツの名前です。

一般的に言う、"みかん"の仲間ですね。

f:id:AkMk:20170325233817j:plain

 

見た目としては、普通のみかんと変わりません。

しかし、台風やら突風やらにもまれ、枝とこすられながら育ちますので、平和な環境で育つみかんと比べると、外見は傷ついたり黒い斑点がついていたりします。

 

サイズはいろいろ大きさがあって、みかんと同じようなものもあれば、倍くらい大きなものもあります。

 

 

私は奄美に越してくるまで、この「たんかん」の存在を全く知らず、名前すら聞いたことがありませんでした。

 

これまでは見過ごしていただけかもしれないと思い、関東へ帰省した時にスーパーなどで探してみますが、やはり「たんかん」を売っているところは見たためしがありません。

 

しかし、奄美では超メジャーな果物です。

たんかん畑が、これでもか!というくらいに溢れています。

 

私と同様、まだこの「オレンジ色のかわいいやつ」を知らない方は多いはず…

その魅力を伝えてみたいと思います!

 

特筆すべきは「味」

たんかんの最大の魅力は、何といっても、そのです!

 

自分はみかんの専門家ではないので、どのように言葉で表現したらよいのか悩みますが…

 

甘みと酸味のバランスが良い

 

といったところでしょうか。

実際、島のじぃじやばぁばがたんかんをアピールしようとして言うことは、趣旨を汲み取ればこういうことになります。

 

そして同じたんかんでも、ただ甘いだけではなく、程よく酸味が入っているたんかんほど「美味しいたんかん」という評価を得られるようです。

 

自分でも何百個と食べていますが、酸味がどうのこうのというのは正直よく分かりません…

ただ、内地で食べていたみかんよりもみずみずしく、さらに糖度が高い!という印象を受ます。

 

奄美の強力な太陽の恵みが、この甘さを生み出しているんだろう」と感じずにはいられない、さわやかな甘味です!

 

実際、内地にいる知り合いにたくさんたんかんを送りましたが、誰もが口をそろえて「甘い」と言っていました。

 

島にいて食べなれてしまうと、もはや感動することはありませんが…

初めて食べる人にとっては感動すら覚える甘さなのかもしれません。

 

農家の方にお聞きしたところ「島に来る観光客にふるまっても、たんかんはほとんど外れなく喜んでくれるので嬉しい」と仰っていました。

 

奄美のたんかんは万人向けの味なんですね!

「あまみのたんかんは、絶妙なあまみ」 なんちって…ww

 

驚きの栄養素

たんかんは、ただ美味しいだけではありません。

驚きの栄養素を含んでいるのです。

 

柑橘類ですから、ビタミンCなどは誰もが想像がつくと思います。

 

しかし、ビタミンCだけではありませんよ!

 

たんかんには、ビタミンPも含まれているのです!(ドヤ顔)( ̄д ̄)

 

ビタミンPって何?」と思われるかもしれませんね。

…実は私も、最近になって初めて知ったんです( ´艸`)

 

ビタミンPの作用は多岐にわたります。

 

・毛細血管の流れを適度な状態に保つ

・アレルギーの改善

・ガンの抑制

コレステロール値の改善

・老化防止

 

等々、様々な効能がある、驚きの栄養素です。

 

ビタミンPの働きはそれだけではありません。

ビタミンCの吸収を助ける働きまでしてくれるのです!

 

ビタミンCは、美容や健康促進に役立つ栄養素として良く知られています。

 

しかし、ご存知の方も多いかもしれませんが、ビタミンCは熱や空気に弱く、「ビタミンCが多く含まれている」と言われるものを食べたからと言って、すべてが体内できちんと吸収できているとは限りません。

 

この、とても優秀ながら弱さを併せ持つビタミンCをサポートしてくれるのがビタミンPというわけです。

 

さながら、家庭のために一生懸命働く体の弱い妻を支える、私(夫)みたいな存在でしょうか…ww( ´艸`)

 

背筋の寒くなる冗談はさて置き…

もともと、たんかんにはビタミンCが豊富に含まれています。

一般的なみかんの二倍とも言われるほどです。

 

そこにビタミンPが組み合わさることにより、ビタミンCの吸収がさらに促進されるわけです。

 

まさに、鬼に金棒!

うちの嫁さんが金属バットを…  あ、いや、なんでもないです。

f:id:AkMk:20170326190928p:plain

 

 

みずみずしくて美味しいうえに、栄養まで豊富ときたら、もうたんかん最高ですね!

 

お勧めの食べ方

美味しくて、栄養豊かなたんかんとくれば、残るは「どのように食べればよいか」という問題だけですね!(…そうかな?)

 

このたんかんは、バリエーションに富む、様々な食べ方で楽しむことができます。

 

まずはとりあえず、そのまま食べてみてください!

口の中で、甘~い果汁がジュワーっと溢れ出てくるのを味わって頂きたいと思います。

 

もともと傷んでいるものでなければ、何も加工せずそのまま置いておいても、数か月は平気でもちますので、長期にわたりそのままの味を楽しむことができます。

 

ちなみに、たんかんの皮をむくコツなのですが…

 

たんかんの皮は、内地のみかんに比べて硬いです。

それゆえ、普通のみかんのように後ろからむこうとすると、皮が途中で破けてしまいボロボロになり、非常にむきにくいです。

 

そこで、たんかんの場合は、ヘタの部分からむき始めるのがポイントです。

ヘタのわきに親指を突き刺し、そこからリンゴの皮をむいていくような感覚で、回転させながら皮をむいていきます。

 

すると、あら不思議。

するすると、綺麗にむけるではありませんか。

一度も途切れることなく、細長い一枚の皮に仕上げることができれば、あなたも「奄美んちゅ」に認定です!

 

 

普通に食べることに飽きてきたなら、次にお勧めなのはジュースにすることです。

 

知り合いの農家の方から、大量にたんかんをおすそ分けして頂き、処理しきれないときにもお勧めの方法です。

 

ミキサーで一気にジュースにする手もありますが、一つ一つ手作業で絞ると、いざ飲むときに達成感も味わうこともできますw

知り合いに、6リッターほど手で絞ったという強者がいますが、丸半日ほどかかったそうですw

 

ちなみにジュースにして冷凍保存しておけば、平気で一年ほど保存も効くので安心です。

 

 

加工するのが面倒な人にお勧めなのは、丸ごと冷凍する方法です。

 

全く手間いらず、超かんたんです!

冬に収穫されたたんかんを凍らせておき、夏の暑いときにシャリシャリ食べたらもうたまりません。

 

奄美の夏は暑いのでアイスが欠かせませんが、たんかんを凍らせておけばアイス代を節約することもできますね!

 

 

ちなみに、たんかんのも、様々な方法で楽しむことができます。

 

天日干しにして乾燥させ、お風呂に入れれば「たんかん風呂」の完成です。

まさに自然の恵みで、お肌がツルツルになります。

 

また、乾燥させたたんかんの皮をミキサーで粉砕し、お塩を作る人もいます。

ほのかに柑橘系の香りが漂う「たんかん塩」の完成ですね。

 

このたんかん塩をゆで卵につけて食べると、これがまた美味しいんです!

 

塩にするのは、少し上級者向けの方法かもしれませんが、たんかんは実も皮も私たちを楽しませてくれます。

 

まとめ

今回は、奄美のたんかんについてお伝えしました。

 

たんかんに限らず、いつも思うことなんですが…

奄美の人は、お世辞にも商売が上手ではありません。

宣伝も上手ではありません。

 

恐らくそうした要因も重なり、これほど美味しく、栄養抜群のたんかんが、内地ではあまり知られていないのだと思います。

 

今は東京にいながら、北海道から沖縄までのお土産が買える時代ですよ。

奄美のたんかんだけ無い、というのは何だか悲しいですよね。

 

その結果、奄美ではたんかんが飽和状態になり、行き場を失ったたんかんが肥料として畑に撒かれていたりします。

…なんともったいない。

 

この記事を通して、一人でも多くの人にたんかんの魅力を知っていただければ幸いです。

 

ぜひ一度、奄美のたんかんをお試しください!