島んちゅおさるの"てげてげ"日記

奄美大島在住の島んちゅ「おさる」が、てげてげ(島の方言で「適当な人」を指して用いる言葉)に島での暮らしや大好きなガジェットネタを綴ります!

奄美のハブはお小遣い!ハブ取りのコツ教えます

うもりんしょーれ!(方言で:いらっしゃい)

奄美在住ブロガーのおさるです。

 

今回は、奄美に生息する毒ヘビ「ハブ」ちゃんについての情報です!

ヘビは苦手…という方はご注意ください。

 

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人間<ハブ

奄美へのⅠターンを考え始めた時、最初に心配だったのがハブの問題です。

ネットでざっと調べてみたところ、なんと奄美では人口よりもハブの方が多いと言われているではないですか!!(゚д゚)

 

「そんな所へ移り住んで、果たして生きて帰ってこられるだろうか…」というのがファーストインプレッションでした。

家がなかなか決まらなくても、仕事がなかったとしても「何とか生きていけるだろう」と思えますが、このハブの問題だけは命にかかわってくるので、なかなかびびりましたね…

 

実際に越してきて、その心配はなかったことが分かり一安心しました。

まず、街中には100%出てきません。

そして、ハブは夜行性ですので、昼間はほとんど活動していません。

背丈の長い草むらや、森の中へわざわざ入ろうとしなければ、普通に生活している分には全く顔を合わせることなく生活できるのです。

 

意外とかわいい⁉

私は、そもそも「ヘビ」という生き物が好きではありませんでした。

見るのも恐ろしい…というほどで、時おり道端でひかれている実物を見ることはもちろん、インターネットなどの画面を通してヘビを見ることもままならないほど、重度のヘビ嫌いでした(´゚д゚`)

(爬虫類好きの方には申し訳ないのですが、あのニョロニョロなのがどうも苦手で…)

 

しかし、奄美にIターンを果たし、そうも言っていられなくなりました。

なんと、ハブを生け捕りにすれば一匹3,000円で買い取ってくれるというではありませんか!!

 

アルバイト等をしても時給が驚くほど安いここ奄美において、ハブを捕まえるだけで3,000円も頂けるとはありがたい!

ということで、早速私たちもトライすることにしました。

 

生活がかかっているとなれば、嫌いだの気持ち悪いだの言っていられません!

そして実際に何匹も捕獲してみて思うことなのですが、

ハブってかわいい♡

 

最初のヘビ嫌いはどこへやら…

今ではハブをじーーーっと凝視できるまでになりました!

 

よく見ると意外と可愛らしい顔をしているんですよね。

そして体は、何といっても美しいです。

銀ハブも綺麗ですが、金ハブの体の輝きと言ったら、もう見とれてしまうほどです。

 

かわいくて、綺麗で、高値で売れるとなったら、もう「ハブちゃん様様」ですね♪

 

ハブちゃんを探せ

そんなこんなでヘビ嫌いを克服しハブ取りを行なっているわけですが、会いたいと思う時に限って 会えない

♪せめて夢の中で会いたいと願う時も…

そう。出てきてはくれないのです…( ;∀;)

 

なんて冗談はさておき、ハブを見つけ出すことが一つの課題となっています。

奄美に来る前はハブに会うことを恐れていたのに、実際移住してきてみたら、会いたくても会えないという皮肉ともいえる現実…

 

実は、もともとはハブ一匹の単価がもっと良かった時代があるようです。

一匹5,000円とか、その前はもっと高値で引き取っていたそうな。

 

そういった時期に、かなりハブが乱獲されてしまったようです。

まぁ、駆除が目的なわけですから「乱獲」という言葉はふさわしくないかもしれませんが、かなりの数が捕獲され、今では個体数そのものが減っているのかもしれません。

少なくとも、人の目につくところにいるハブの個体数は減ってきています。

 

それで、以前はハブ取りを生業としていた方も、単価の低下と個体数の減少が相まって、多くの方が引退してしまったようです。

 

暗闇の中、山の中に歩いて入っていく勇気のある人たちは今でもたくさん見つけられるかもしれませんが、道端で見つけようとすると効率は下がります。

 

奄美のハブは強烈

「だったら、山の中に入って探せば良いじゃん」と誰もが思われることでしょう。

しかし、奄美のハブをなめてはいけません。

奄美のハブの毒は、沖縄のハブよりもかなりやっかいだと言われています。

 

沖縄のハブは、仮に噛まれたとしても、薬を投与することで大抵は解決するようです。

しかし奄美のハブはそうはいきません。

奄美のハブに噛まれた場合、大抵は咬傷部位を切開し、中まできちんと洗い流さないと、毒素を抜けきらせることができないのです。

 

それゆえ、奄美でハブに噛まれた時は「ためらわずに切ってくれる外科に行け」とよく言われます。

…血の苦手な私は、想像しただけで貧血を起こしそうになります_( _´ω`)_

 

いくら3,000円とはいえ、考え方を変えればたかが3,000円です。

そこまでのリスクを冒して山に入っていく勇気は、私にはありません…

 

なので効率は下がりますが、道端で出会えることを願いながら、夜道を車で巡回するのです。

この方法でも、慣れてくると結構な釣果… ではない、ハブ果?を上げることができます。

 

ハブ取りのコツ ①気温

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夜道を車で巡回するといっても、やみくもに回ればよいわけではありません。

それでは、ガソリン代を無駄にすることになってしまいます。

 

ハブの活性が上がりそうな気候を見定めて、ピンポイントで取ることができれば理想的です。

ハブはいつもいつも動き回っているわけではありません。

そもそもハブは、超省エネくんです。

一か月くらい何も食べなくても、平気で生きていられるのです。

ですので、状況の悪い時にわざわざ獲物を探さなくても、自分の動きやすいときだけ動く というなんともうらやましい生活スタイルで生きていけてしまうわけです。

 

ハンターの側としては、そのハブが動き回りたいと思う時を狙っていくことになります。

 

その時を見極めるポイントの一つが気温です。

ハブは寒すぎても、暑すぎてもあまり動きません。

怠け者ですね…www

 

自由気ままに生きるハブの活性が上がる気温はというと、だいたい25°C前後と言われています。

この気温を、一つの目安として考えることができます。

 

しかし、この気温の幅は季節によっても少しづつ異なりますし、一概にこの気温だけとは言い切れません。

夏場であれば30℃近くでも動くことがありますし、逆に冬の寒い時期には20℃くらいでもチャンスがあったりします。

 

経験を重ねていくと、この微妙なラインが理解して頂けると思います。

 

ハブ取りのコツ② 湿度

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ハブの活性を見極める上で大切な点として、気温の次に湿度をあげることができます。

 

ハブの活性が上がる湿度は、70%以上と言われています。

あの、梅雨の時期のじめじめとした感じを思い起こすと、理解して頂きやすいと思います。

人間にとっては不快感を感じるようなあのジメッとした暑さこそ、ハブの大好きな気候なのです。

雨が降りそうで降らない… そんな天気の時は、絶好のハブ取り日和となります。

 

しかし、湿度が低い冬場でもチャンスがないわけではありません。

なぜなら、奄美の冬は雨が多いからです。

しばらく晴れていて、久しぶりに雨が降った後などは一回りしてみる価値があります。

 

ハブ取りのコツ③ 風

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3つ目のコツは、を見極めることです。

ナウシカみたいでかっこいいですね♬

 

奄美は、風がかなり強く吹く日が多いです。

台風ではなくても、台風並みの風速で風が吹き抜けていくことがあります。

 

あまりに風が強すぎる日は、ハブ取りには向きません。

ハブ取りに適した風速は、風速2㍍ほどまで と言われています。

風速が7㍍も8㍍も吹いている時は、ハブの活性が高いとは言えません。

 

そして、風の強さだけでなく風向きも重要です。

南の風が入ってくる時、ここが狙い目です。

夏場であればそこまでシビアに風向きを気にする必要はありませんが、冬場は風向きを見極めることが、無駄なくハブを捕らえるコツになってきます。

「生暖かい風が吹いているな」と感じたら、そこがチャンスというわけです。

 

しかし、この風の強さや風向きも絶対ではありません。

例えば、海抜の低いところではかなりの強風が吹いていたとしましょう。

しかし峠道を登って行ってみると、森が風を遮って信じられないほど静かなスポットが存在したりします。

そういったスポットで目を凝らして見渡してみると、隅のほうでとぐろを巻いたハブちゃんに遭遇できたりするのです。

 

やはり、こういった点は経験を通してコツを掴んでいくほかありません。

 

まとめ

今回は、奄美のハブ事情について説明させて頂きました。

初めてハブ取りにチャレンジされる方は「とにかく行ってみる!」ということが成功の第一歩になると思います。

 

私自身、最初の一匹を捕まえるまでにかなりの時間がかかりました。

行けども行けども見つからず、気落ちしてばかりでしたよ。

でも、そういった経験を重ねていくことで、今回説明したような点から「今日は出る」「今日はでないな…」という判断ができるようになっていくと思います。

 

「現物のハブを見たことがないからまずは見てみたい」と思われる方は、役場へ行けば、ハブ取りハンターの方々が納品(?)へ来られますので、立ち会って見せて頂けると思います。

 

いずれにしても、噛まれないよう注意しながらハブ取りしてくださいね!

それでは、きばりんしょれよー!!(頑張ってくださいね!)